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不妊の原因に高コレステロール

米国内分泌学会(ENDO)は5月20日、高コレステロールの夫婦は妊娠までの期間が長いという研究を紹介した。研究の詳細は同日、「The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism」オンライン版に掲載された。

研究は、不妊に関する長期調査の「LIFE Study」からのもので、米国ミシガン州の妊娠を希望する501組の夫婦を対象に、コレステロール値と妊娠率を検討した。追跡期間12カ月で、血液中のコレステロールの値が高い夫婦ほど、妊娠までの期間が長いことがわかった。また、妻のみが高い場合も、夫婦ともに正常値の場合より妊娠までの期間が長かった。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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