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米コールド・プレス・ジュース、ニューヨークでのビジネス強化

アメリカでは定期的に“ジュースクレンズ”をデトックスやダイエットに取り入れるのが最近のトレンドとなっている。ジュースバーを展開する米コールド・プレス・ジュースは6月17日、ニューヨークのミッドタウンの高級フィットネスクラブ「Bryant Park Equinox」に新しいジュースバーを開店すると発表した。

同社はロサンゼルス、サンンフランシスコなど西海岸を中心に店舗数を拡大してきたが、高級フィットネスクラブとの提携でニューヨークでの新たなビジネスチャンスを狙う。フィットネスクラブのメンバーにワークアウトをより効率よくするための理想的なジュースと食事のテイクアウトメニューを提供する。また、コールド・プレス・ジュースブランドとして初めて開発したプロテインバーの販売を開始する。ブルーベリー、グリーンタンパク質、ミントチップなどを配合したプロテインバーでワークアウト前や後のエネルギー補給を促したいとしている。

ジュースの平均販売価格は一本8ドル前後。オンライン販売では、サンプラーとして6本入りを45ドル、3日間のジュースクレンズ199ドル、5日間のジュースクレンズ325ドルで販売している。

同社は2014年1〜7月に新しく7店舗をオープンするビジネス戦略を打ち立てていた。既にニューヨーク州の海浜リゾート地ハンプトンズに2店舗をオープンしており、富裕層ニューヨーカーの集客するエリアでのビジネス展開を加速する勢いだ。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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