40代女性の期待度高い「美容サプリメント」
2014.08.7
編集部
株式会社美容経済新聞社(東京都港区) 産業調査部は全国の20~60代女性500人に「美容サプリメント」の利用状況などについて、株式会社コンピューター・プランニング・リサーチによるインターネット調査を実施した。8月7日に発表した結果では、「美容サプリメント」に対する認知度も期待度も半々だったが、40代女性は注目しているようだ。
“外からだけでなく内側からもきれいに”というインナービューティ発想から、ここ数年”美容サプリメント”という言葉がよく聞かれるようになってきた。同社は、消費者の利用状況や期待度を把握するために今回の調査を行った。
同社調べによると、美容サプリメントを「知っていた」は52.4%で、「美容効果があると思うか」で「あると思う」は53.6%と、認知度も期待度も半々だった。知っていた人ほど「効果があると思う」の期待度が高く(69.5%)、知らなかった人は「効果があると思う」の回答は26.5%。年代別には、40代女性が認知度も期待度も最も高い年代だった。
最も魅力を感じる効果は、「エイジングケア」が最多の14.4%で、年代別では40-60代の期待が高い。20代、30代は「肌荒れ」「代謝アップ」「マルチビタミン」「美肌」と分散しており、個々の問題点が多様で関心分野が広いと想定される。
美容サプリメントで重視するポイントは、何が、どれだけの割合入っているのかの成分配合で30.2%。続いて、価格(15.8%)、作用(12.8%)、成分表示(12.6)と続いた。クチコミやCM、キャッチコピーなどはあまり重視されていなかった。
美容サプリメントの利用状況は、「利用したことがない」が最多59.6%で、「現使用」は13.4%。「利用経験なく、今後の使用予定も特になし」と回答した人の66.1%は、美容サプリメントを「知らなかった」と回答。美容サプリメント普及の鍵は、認知度および理解度の向上にあるようだ。
- 参考リンク
- 「美容サプリメント」調査