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ニューヨークでは喫煙率が上昇中

米国ニューヨーク市(NYC)の保健精神衛生局(DOHMH)は9月15日、成人喫煙率が上昇しているというデータを公表した。

2013年のニューヨーカーの喫煙者は16.1%に増加した。これで心臓疾患、脳卒中、糖尿病、肺気腫、肺癌などの喫煙関連疾患を発症する危険性のあるニューヨーカーは100万人以上いる計算となる。2010年には統計を取り始めた2007年以降の最低値14パーセントを記録していたが、以降は増加傾向。ニューヨーク市は、軽度の喫煙者に対する新たな禁煙キャンペーン「Imagine for Life」を行うとしている。

ニューヨークでは全市をあげて禁煙活動に取り組んでおり、現在、市内のレストランやバーなどの公共の場所では喫煙を禁止。屋外の喫煙は、ほぼ不可能な状態だ。また、前市長のマイケル・ブルームバーグ時代には健康増進が市政の大きな目標として掲げられ、喫煙率の低減も含めた「Take Care New York」という健康政策を推進していた。2014年3月には禁煙補助剤やニコチン入りガムの無料配布を含む大がかりな禁煙キャンペーンも実施。禁煙成功体験談や相談場所の情報など、ウェブサイトでの禁煙活動は「NYC Quits!」で見ることができる。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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