14か国・210社が出展・BioFach Japan オーガニックEXPO 2012が開幕
2012.11.21
編集部
11月21日~23日の3日間、東京ビックサイトにおいて開催される「BioFach Japan オーガニックEXPO 2012」が幕を開けた。
今年で12回目を迎える同展示会。今回は14か国から約210社の出展があり、これまで以上に国際色豊かとなった。約1,200㎡に及ぶ出展ゾーンは、有機JASあるいは国際的な有機認証期間の認証済み製品が揃う「オーガニックフード・ギャラリー」、コスメティクスや洗剤関連製品が並ぶ「ウェルネス・パーラー」、オーガニック繊維を使った衣料品などを展示する「オーガニックコットン・ストリート」、認証はとっていないものの、品質の確かな自然食品や健康食品、天然繊維製品などを紹介する「ナチュラル&エコ・プラザ」の4つに分かれている。
主催のニュルンベルクメッセ社 イベントディレクター フランク・ヴェンヤコブ氏は、「日本におけるオーガニック製品に対するニーズが拡大を続けており、国産および輸入有機食品の販売額は1500億円を超え、大きな市場を形成している。昨年の東日本大震災以降、その需要はさらに高まっていると感じており、海外製品と日本企業との出会いの場として有意義な機会としたい」と語った。
会期中は会場内にて、無料セミナーやパネルディスカッションが1日6講座~10講座程度開かれ、有機JAS規格の改正や、福島・いわきにおけるオーガニックコットンプロジェクトの詳細といった最新トピックを扱う。
初日である21日の来場者数は4622名。複数の食品会社が出展し特産品を紹介する島根県のブースや、日本ではまだ取り扱いのないエステティックやスパの粧材、ホームケア製品を展示した在日フランス大使館 企業振興部‐ユビフランスでのブースが注目を集めていた。
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BioFach Japan オーガニックEXPO事務局