金のナノ粒子に細胞毒性を確認か

最新商品

2013.02.9

編集部

化粧品に配合される金属などの原料は、被膜力や紫外線拡散力などの機能を高めるために微粒子化され、さらに近年では大きさが100nm以下の「ナノ粒子」化され、「ナノマテリアル」として使用されるようになった。現在のところ、その健康被害の報告はないが、人体への影響は未知数であるとされている。

今回、毒性メカニズム分野の国際的なジャーナル「Toxicology Letters」誌3月号に、金のナノ粒子(AuNPs)による、大きさに依存した細胞毒性効果、時間に依存した金の細胞内取り込み増加の認められたという研究が発表された。研究はマウスを使った実験であったが、5nmという小さな粒子での細胞毒性が強かったことが示された。

#

↑