「適切な排泄ケア」で生活満足度が向上
2015.04.24
編集部
ユニ・チャーム株式会社(東京都港区)による男女50~70歳代を対象にした生活者実態調査によると、排泄トラブルの頻度が高い人は、特に満足度が高い傾向にあることがわかった。同調査は、「健康寿命延伸」を阻害する要因を調査するために、排泄トラブルに悩む人を対象に実施したもの。
男性・女性の50歳以上の全体では24.9%、4人に1人が尿もれ、便失禁などの排泄トラブルの経験があることが判明。50代の現役世代では、約4.5人に1人が経験者となる。排泄トラブルで困ることは、「夜中にトイレに起きる・よく眠れない」が45.3%など睡眠への悪影響を及ぼす点、「外出先で困る」点を24.3%が確認できた。
また、排泄トラブルの頻度が高く、適切な排泄ケアの有無により、社会とのコミュニケーションも変化することが判明。排泄ケア実施者の人は、ケア非実施者に比べ、排泄トラブルの頻度に関わらず「生活への満足度」が高いという結果となった。
- 参考リンク
- ユニ・チャーム株式会社