深海鮫生肝油に血管・血流への効果
2015.07.22
編集部
株式会社えがお(熊本県熊本市)はこのほど、肝油を含む製品を食べることにより、血管年齢の指標となるCAVI(キャヴィ)が改善することがわかったと発表した。この結果は、海外の医学雑誌「Experimental and therapeutic medicine」にも掲載された。
今回の研究は、深海鮫生肝油含有食品(被験食品)摂取の動脈硬化や血行障害に対する影響を検討するのが目的。
具体的には、ヒト臨床プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験を実施。摂取0週~8週にかけての手の甲の血流変化量は、プラセボ群において有意に低下したが、被験食品摂取群では低下が見られなかった。CAVIは被験食品摂取群においてのみ、有意に年齢と相関していた。
以上の結果より、動脈硬化の指標であるCAVIが高めの中高年男性に対して、深海鮫生肝油が中心動脈弾性と末梢微小血管機能を改善することが示唆された。
- 参考リンク
- 株式会社えがお