ゴールドシルクセリシンの成分が皮膚の老化に効果があったことが8月7日、「International Journal of Cosmetic Science」オンライン版に掲載された。

今回の研究では、皮膚の老化に関連する生物物理学的パラメーターであるゴールドシルクセリシン錯体の局所効果を検討した。

実験は、女性40人（40-70歳）8週間の無作為化試験により実施。皮膚の状態、角質層の水和、バリア機能などを測定した。その結果、対照群と比べて、ゴールドシルクセリシン錯体を投与した群では皮膚角質水分量、バリア機能、弾性および表面トポグラフィーに有意な改善が見られた。研究者らは、ゴールドシルクセリシン錯体が女性の皮膚の老化に対する新しいアプローチの化粧品材料として有望であると示唆している。