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ラメラ構造

概要

ラメラとは「薄層」という意味で、わずか0.02mmほどの角層を構成する角質細胞をつないでいる細胞間脂質の構造のこと。セラミドなどからなる脂質の層と、乳酸・アミノ酸等のNMF(天然保湿因子)などからなる水分の層がミルフィーユ状に交互に規則正しく幾重にも重なり合うことで、外部からの雑菌の侵入や、体内の水分蒸発を防ぐ、角層の保湿バリア機能の一翼を担っている。加齢などによりラメラ構造内の水分と油分のバランスが乱れるとこの保湿バリア機能が低下し肌荒れや乾燥の原因となるため、健康な美肌を保つにはラメラ構造を整えることが重要となる。

美容へのアプローチ

加齢やストレス、紫外線、たばこ、生活習慣などに起因する角層の乾燥により乱れてしまったラメラ構造を整えることで、肌のうるおいが内側から増し、しわ・にきび・くすみ・たるみの症状を軽減することができる。また肌のバリア機能が強まり、より美しく健やかな調和のとれた素肌がもたらされる。皮膚臨床薬理研究所(株)の開発者である鈴木喬氏がラメラ構造を再現する技術を「ラメラテクノロジー」として日本とアメリカ、ヨーロッパで特許を取得(特許番号3987551・3987552 US 7534369 EP 1801184・EP 1801185)しており、化粧品への応用研究が進められている。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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美容経済新聞

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