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鼻整形術後のテーピングに効果がある人・ない人

鼻整形術後に多く見られる浮腫(腫れ)に対するテーピングの効果を検討した論文が2月25日、「JAMA Facial Plastic Surgery」オンライン版に掲載された。

鼻整形術を受けた57人の患者を、2週間または4週間のテーピング群と対照のテーピングなし群に無作為化した。患者の内わけは、男性33人、女性24人、平均年齢30歳だった。鼻の厚みなどは超音波検査で測定し、術後の1週、3週、5週および6カ月後に実施した。

テープなし群にくらべ、4週間のテーピング群でsupratip(鼻先から少し入ったへこみの部分)に有意な効果が見られたが、鼻の厚みが少ない患者に限っては、顕著な効果は見られなかった。鼻整形術後テーピングは、特に鼻の厚みのある患者で、浮腫を低減する効果があると著者らは述べている。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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