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意外と高い、スムージーの糖分含有量

ジュースやスムージーにどのくらいの砂糖が添加されているかを調査した英国殻の報告が3月23日、オンラインジャーナル「BMJ Open」に掲載された。

英国の主要スーパーマーケット7社で販売されているすべてのフルーツジュース、スムージー、果汁飲料に含まれる砂糖の量を調査。清涼飲料水、スポーツ飲料、アイスティーなどは除外した。

「子供向け」の表示があるフルーツジュース21種、ジュースドリンク158種、スムージー24種の計203種類の飲料が調査対象となった。砂糖含有量100mL中0gから16g、全体の平均値は7gだったが、フルーツジュースのみの平均値は10.7gだった。203種のうち117種が、英国食品基準庁の砂糖含有量に照らして「赤」ラベル(含有量オーバー)、63種のみが「緑」ラベルだった。85の製品で子供の砂糖1日摂取量を超える砂糖を含有していた。57製品で砂糖(スクロース)、65製品でノンカロリー甘味料、5製品でその両方を使用していた。

研究者らは、英国のスムージー、フルーツジュース、果汁飲料は子供たちにとって砂糖の含有量が非常に高く、各メーカーは不必要な砂糖の添加をやめるべきとしている。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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