アデランスが「JHDAC」に協力、寄付された髪でウィッグ制作開始
2016.03.31
編集部
株式会社アデランス(東京都新宿区)は、病気などでウィッグを必要とする子どもたちに無償提供する特定非営利活動法人JHDAC「Japan Hair Donation & Charity」(大阪府大阪市)の活動に賛同し、同活動のウィッグ製作への協力を、4月1日より開始する。
同社は、2015年3月よりJHDAC(ジャーダック)への協力を開始し、完全個室を備えるアデランスサロン(120店舗/2016年2月末現在)を、ウィッグの製作に必要な採寸や、完成したウィッグの引渡しなど、ウィッグの提供を希望される人への支援場所として提供している。
また、ウィッグをより長く快適にお使えるよう、JHDACによって贈られたウィッグを対象に、シャンプーや自髪のカット等を含むアデランスのサロンメニューを通常料金の3割引で提供し、アフターケアもサポートしている。
今回、JHDACからの依頼を受け、新たにウィッグ製作での協力を開始、髪の寄付によって製作した人毛100%のオーダーメイドフルウィッグを提供する。
JHDACは、社会貢献や市民に感動を与えた人を表彰する「2015年度 シチズン・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、その活動への認知が広がっており、ウィッグを希望する子どもたちも増加している。
現在製作を請け負っている株式会社コマチセンター(東京都台東区)とともに、同社が製作に加わることによって、ウィッグを必要とする子どもたちへのウィッグ提供を早める。