アルビオン、新成分の原料生産地マダガスカルに校舎を寄贈
2016.05.26
編集部
株式会社アルビオン(東京都中央区)は、社会貢献活動および創立60周年記念事業の一環として、新たに配合する化粧品原料となる植物の生産地、マダガスカルの小学校と中学校に校舎を寄贈した。
同社ではかねてから独自成分の開発に力を入れており、固有植物が豊富に宿るマダガスカルに着目して植物の探索を行なっていくなかで、バイエル傘下のバイエルヘルスケア社、マダガスカルのソートラメクス社と出会った。
同地の貴重な植物を成分として使用するだけではなく、発展途上国とされているマダガスカルの発展に微力ながら貢献できればという想いから、2010年にアルビオンを含めた3社で学校支援プロジェクトを立ち上げた。
以降、リュックや文具を寄贈するなどの地道な支援活動を継続的に行なっていたことから、今回の新校舎寄贈に至った。
マダガスカルは学校も少なく、子供たちの約半分が学校に行けないことから教育レベルの低さも大きな課題となっている。
今回の取り組みで、マダガスカルの未来を担う子供たちが、自国の貴重な自然の価値を理解し、守っていけるようになることを願っている。
4月7日には、現地にて記念セレモニーを開催。同社小林章一社長も出席した。
今後もサスティナビリティ、トレーサビリティ、フェアトレードの考えを軸に、継続的にマダガスカルへのサポート活動を行なっていく。
マダガスカルの植物原料を配合した商品は2016年秋に発売予定だ。
- 参考リンク
- 株式会社アルビオン