世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

遅くまで起きている人はファストフードの消費が多い

6月11-15日に米国デンバーで開催された睡眠学会学術集会で、睡眠と体脂肪、食習慣との関連を検討した研究報告がなされた。

以前の研究では、寝るのが遅い人はBMI値が高く、食事内容が貧しく、運動が少ないという結果が報告されている。今回の研究では、BMI・体脂肪、食事・運動と概日リズムおよび睡眠のタイミングについての関連を評価した。

研究参加者は、睡眠、食事のカロリーとパターンを計測するリストバンドと身体活動を計測するSenseWearアームバンドの7日間の装着を終えた、平均年齢26.8+7.3、18~50歳、睡眠時間6.5時間超の健康な男女96人。BMIおよび体脂肪は、全員正常範囲だった。

睡眠開始時刻はBMI、体脂肪率、カロリー摂取量、運動と関連がなかったが、ファストフード摂取量とは有意に関連していた。寝る時間が遅くなると、野菜の摂取量が減った。睡眠開始時間とファストフード、野菜の摂取との関連は、女性より男性で強かった。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

  1. 男性・家族歴・重症度でニキビ瘢痕有病率に差異

  2. ニキビへの新技術Photopneumatic Technology

  3. 時間制限食とカロリー制限食の減量効果に差なし

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP