「@cosme ビューティアワード2016」発表 授賞式を開催
2016.12.1
編集部
株式会社アイスタイル(東京都港区)は1日、2016年のビューティトレンドを総括する「@cosme ビューティアワード2016」を発表、都内で受賞企業・受賞者の表彰を行った。
今回総合大賞を受賞したのは、「ADDICTION」の「ザ アイシャドウ」。ベストコスメアワードの歴史の中ではじめて「ベストアイシャドウ」部門からの総合大賞受賞商品となった。
クリエイティブディレクターのAYAKOさんは、「どんなにテクノロジーが発達しても、女性の美しくなりたいという気持ちは変わらない。また、今回大賞を頂けたのは、ブランドに携わったみんなの力です」と声を震わせた。
「ザ アイシャドウ」は、99色ものカラーをラインナップ。特に、92番「マリアージュ」や、99番の「ミス ユー モア」をはじめとしたビビットなカラーが話題となったほか、好みの4色を選び、自分だけのパレットをつくるのも人気を呼び、つくったパレットをSNSで発信するなど、今の時代の気分にぴったりの使い方ができる点が幅広く受け入れられた。
他にも、新たに8つのアイテムが「殿堂入り」を果たしたほか、各カテゴリで、今年支持された商品がわかる「アイテム賞」、「新人賞」、「ベストトレンド賞」も発表。また、「@cosme ベストサロンアワード」の「殿堂入り」、「総合大賞」、「エリア賞」も発表された(詳細は下記リンク)。
続いて、同社取締役 兼 CCOの山田メユミ氏と美容コーディネーターの弓気田 みずほ氏によるトークセッションがスタート。
2016年のビューティトレンドに対して山田氏は、「マルチパーパスで多機能性のあるアイテムが目立った。また、プチプラからデパートコスメに注目が戻ってきたことや、メイクアイテムを使用し、インスタに投稿することも目立った」とコメント。また、弓気田氏は、「ティントリップやクッションファンデなど、韓国(アジア)の一般女性発信のトレンドが目立った」と解説。
最後に、2017年のビューティキーワードとして『NEXT パーソナルビューティ』をあげた。
肌に優しいだけではなく、効果も期待できる「オーガニック」や「ミニマムメイク」、グミサプリやスーパーフードなどの「食べるコスメ」など、よりパーソナルなものになっていくのではと予測した。
「メーカーさんにとって、何がライバルになるかは分からない。けれど、ユーザーにとっては選択肢が増えるうれしさがある」と山田氏。「だからこそ、『アットコスメ』が貴重な存在になりますね」と弓気田氏が答え、和やかな雰囲気で幕を閉じた。
- 参考リンク
- @cosme ビューティアワード2016