エイボン・プロダクツ、新CFOが加わりイギリス本社で再出発
2016.12.22
国際部
エイボン・プロダクツは、2017年1月1日よりジェイミー・ウィルソン氏を執行副社長兼最高財務責任者(CFO)に任命するとこのほど発表した。現在のCFO兼最高執行責任者(COO)のジェームズ・スカリー氏は、引き続き2017年の一年間はCOOを務める予定。
ウィルソン氏は、2011年から2015年にロンドンに本社を置く国際醸造飲料会社のSABミラー社のCFOを務めた。2005年にSABミラーに戦略プロジェクトのディレクターとして入社、その後ロシア、中央ヨーロッパのマネージングディレクターを歴任した。同氏がCFO在任中に株価が50%上昇し年間二桁の利益成長を達成したという。
エイボン・プロダクツは、2017年1月よりイギリスに本社を完全に移す計画を進めており、新経営体制でグローバルビジネスの立て直しを図る。
一方、2015年にニューヨークの投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメントに売却されたエイボンの北米事業は、新会社ニューエイボンとしてカナダ、アメリカ、プエルトルコでのビジネス強化に乗り出している。