バイヤスドルフ、皮膚老化の研究にエピゲノム解析
2013.06.7
編集部
国際的スキンケアメーカーのバイヤスドルフでは、2011年以来、ドイツ連邦環境省の支援を受けている科学的ネットワークのAgeNetでの研究を続けている。同社サイトでは31日、その研究状況が掲載された。
報告では、公害や光刺激などの環境要因が、遺伝子活性に影響を与えることがわかっており、そのメカニズムの分析を行っていること。環境と遺伝子のゲノムのあいだのリンクとしてのエピゲノムの解析は有望であることが挙げられた。
バイヤスドルフはドイツのハンブルグを拠点とするスキケアメーカー。スキンケアと皮膚の研究に130年以上の歴史を持ち、また現在、全世界で500以上の研究協力を行っている。 AgeNet はその研究の中の1つで、ネットワークにはドイツ癌研究センター、ハイデルベルク大学、ドレスデン工科大学などの有名機関も含まれている。