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エスティローダー、2017年第2四半期増収で年間成長率は6−7%目標

米エスティローダーは、2017年第2四半期(2016年12月31日終了)の売上高が前年同期比3%増の31億2000万ドルだったと2月2日、発表した。純利益は前年同期4億4700万ドルに対して4億2800万ドルだった。

2016年に買収した高級香水ブランドのバイ・キリアン、メイクアップブランドの BECCA(ベッカ)、 Too Faced(トゥー フェイスド)の好業績が売上高の増加に貢献したとしている。ラグジュアリーブランドは堅調な成長を持続しており、エスティローダー、MACブランドは一定の通貨ベースで安定した成長をみせた。販売シャネルではトラベルリテール、オンライン、スペシャルティ・マルチ・リテールなどで二桁の成長を達成した。

同社のファブリチオ・フリーダ社長兼最高経営責任者(CEO)は、「製品のイノベーション強化、消費者のカバレッジの向上、特定のブランドや市場の動向の改善などにより、2017年下半期の売上および純利益の成長率はさらに加速すると予想している」と発表文の中でコメントしている。そのため目標を絞った投資を計画しており、2017年度の年間売上は6%〜7%増加するとの予測も明らかにした。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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