世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

米プロバイオティクス開発会社Ganedenの新製品がFDA認可

米国オハイオ州でプロバイオティクスの開発を手掛けるGaneden(ガネデン)は、 新しく開発したプロバイオティクス誘導免疫性健康成分Staimune™が米国食品医薬品局(FDA)の承認を得たと6月7日、発表した。

“同社の プロバイオティクス 製品「GanedenBC30」で画期的な免疫性能を見いだし、作用メカニズムをさらに研究した結果、新しい成分を発見し、最終的に特許を取得した“と 同社のマイケル・ブッシュ社長兼最高経営責任者(CEO)は述べている。

Staimune™の正式名は、Inactivated Bacillus coagulans GBI-30, 6086(不活性有胞子性乳酸菌バチルス‐コアグランスGBI-30, 6086)。同成分は 遺伝子組み換え食品(GMO)を含まず、有機成分を使用し、コーシャー(ユダヤ教の食物の清浄規定)に対応している。50mgの配合率では完成品の風味やテクスチャーに変化を起こすことはなく、多数の機能性食品や飲料水など製品カテゴリーへの応用が期待される。特に免疫力の健康促進に注力したいというメーカーやライブのプロバイオティクスの製剤処理法の問題改善を求めるメーカーに選択肢を与える、などとしている。米国市場で2017年夏から製剤として発売する予定。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

  1. 世界の化粧品市場2025年展望:P&G・LVMH・ロレアルの戦略と日本企業の課題

  2. 資生堂、「女性研究者サイエンスグラント」の第16回受賞者決定

  3. 米バイオテクノロジー企業アミリス、CEO退任と世界的な人員削除を発表

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP