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デジタルフィットネス市場は2022年に274億ドルに達する予測

世界のデジタルフィットネス市場は2022年には推定274億ドルに達するという予測をグローバルリサーチ会社 Research and Markets(アイルランド、ダブリン)は7月25日、発表した。「Growth Opportunities in the Global Digital Fitness Market」(有料レポート)の中で、2017年から2022年にかけてデジタルフィットネスマーケットは年平均成長率(CAGR)32.6%で急成長するとの予測をリリースした。

スマートウェアラブルフィットネス機器やスマートウェアラブルスポーツ機器での可能性に着目しており、消費者のユーザーフレンドリーで自己監視型デバイスやフィット感の追跡などが市場の成長を後押しすると見られている。

レポートには、製品別分析(スマートウォッチ、フィットネスリストバンド、スマート衣類、スマートシューズなど)、カテゴリー分析(ハンドウェア、ヘッドウェア、レッグウェアなど)、アプリケーション分析(スマートウェアラブルフィットネスデバイス、スマートウェアアラブルスポーツデバイス)、地域分析(北米、欧州、APAC、その他の地域)が含まれる。

デジタルフィットネス市場では、スマートウォッチは製品タイプごとに最も成長するセグメントと予測されている。製品の多機能性、消費者の健康意識の高まり、可処分所得の増加は、予測期間にわたってこのセグメントの成長を促進する主な要因と分析。

地域分析では、北米市場がマーケットを引き続き牽引すると期待されている。肥満率の上昇とデジタルデバイスへの認知度の向上により、利用者数の堅調な増加が示唆されている。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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