株式会社ナチュラルハウス（東京都港区）は、10月25日から自社製品のクリームファンデーションについて自主回収を始めた。クリームファンデーションの自主回収量は、2015年9月20日から2017年10月10日までの約2年分の出荷量。
同社が自主回収に追い込まれたのは、クリームファンデーションの外箱に原材料の全成分を記載することが義務付けられている。しかし、外箱に成分表示をしていないことが社内調査で発覚。このため、地元の保健所の指導を踏まえ自主回遊することにしたもの。
同社では「当該製品の該当ロットの全成分表示を誤って変更前の処方を記載したので、自主回収することにした。製品本体は、化粧品基準を満たしており、品質上問題がない。現在までに皮膚クレームや健康被害の報告はない」としている。
