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小児肥満のリスクとスクリーンタイムが関連

小児肥満のリスクはスクリーンタイムの増加とともに増加するという研究結果が1月23日、「Journal of health, population, and nutrition」オンラインに掲載された。

スマホやテレビなどを見る時間(スクリーンタイム)と子供の肥満の関連は以前の研究でも示されているが、用量反応関連はまだ認められていない。今回の研究では、電子データベースのScopus、PubMed、およびEmbaseからスクリーンタイムと肥満の関係を評価した45件の研究を解析対象とした。

two-class meta-analysisの結果、スクリーン時間の最も高いカテゴリーでは、肥満を発症する可能性が1.2倍高かった。サブグループ化では、設定、肥満状態および年齢層が不均一性の原因である可能性があることがわかった。子供のスクリーン時間の増加と肥満リスクとの間に非線形関連のエビデンスは観察されず(P-nonlinearity=0.310)、正の関連が認められた。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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