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米レブロン、2018年1Q売上高前年同期比5.7%減の5億6070万ドル

米化粧品大手のレブロンは、5月10日、2018年第1四半期の売上高が前年同期比5.7%減の5億6070万ドルだったと発表した。主力ブランド「レブロン」の業績が不振で、当期売上高は前年に比べて6%減少し2億2910万ドルだった。2016年に買収したプレステージブランド「エリザベスアーデン」は堅調に売上を伸ばし、 当期売上高は前年同期比10.4%増の1億570万ドル。香水部門の当期売上高は前年より16%減少して9140万ドルと業績回復にはならなかった。

地域別の報告をみると、北米市場では全ての事業部門で売上高が減少する結果となった。国際市場でのビジネス展開は香水、ポートフォリオブランド事業を除いては順調。北米市場の「レブロン」ブランドの当期売上高は1億1620万ドル(前年同期比13.4%減)に対し 国際市場での売上高は1億1290万ドル(前年同期比3%増)。「エリザベスアーデン」ブランドは北米市場をはるかに凌いで国際市場で大幅に売上増を記録した。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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