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美容・健康情報源によって屋内日焼けリスクの捉え方が変わる

大学生の健康・美容関連情報源と屋内日焼け行動の関係を検討した結果が11月28日、「Journal of American College Health」オンラインに掲載された。

日焼けが皮膚がんを誘発する可能性があることはよく知られており、特に欧米では政府機関をあげての日焼け予防キャンペーンが展開されている。一方、日焼けした肌を好む傾向は欧米の白人で多く、美しい日焼けのために、いわゆる日焼けマシーンも広く利用されている。

今回の研究は、米国南東部にある州立大学学部の女子学生210名を対象に、健康・美容関連情報源が日焼けマシーンを使った屋内日焼けを好む傾向や行う動機になるかどうかを調査した。有相関パスモデルを用いて変数間の関連性を試験した。回答はアンケート調査によるもので、健康および美容情報源の確認(メディア、家族、友人知人など)、屋内日焼けを好むかどうか、および実際の行動関する調査を実施した。有相関パスモデルを用いて変数間の関連性を試験した。

その結果、情報源が友人である場合は屋内日焼けに積極的、家族は良い結果が出ることに懐疑的だった。ニュースが譲歩減の場合は、屋内日焼けのリスクを積極的に伝え、ソーシャルメディアは即時リスクについて否定的だった。ソーシャルメディアや友人からの健康と美容情報は、屋内日焼けに対する信頼性を増し、ニュースや家族からの情報はその信頼を低減する可能性があると結論された。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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