米化粧品大手のエスティローダーは、2019年10月28日付けで執行副社長兼法律顧問にハーバード大学の法科大学院出身のディアドレ・スタンリー氏が就任すると、このほど発表した。同氏は、ウィリアム・P・ローダー執行会長とファブリチオ・フリーダ社長兼最高経営責任者（CEO）のもと、経営幹部チームに加わり、世界の法務部門に責任を持ち、取締役会に対して、複雑な世界の法律問題や今後の事業上の利害に関して戦略的アドバイザーを務める。
スタンリー氏は、メディア大手のトムソン・ロイターとその前身企業で17年にわたり法律顧問を務めた経歴を持つ。トムソン・コーポレーションで6年間、上級副社長兼法律顧問を務めた後、2008年のトムソンによるロイターの買収を経て、執行副社長兼法律顧問として北米、欧州、アジアおよび複数の新興市場で、法務と弁護士関連業務を監督し、女性のリーダーシップや他の多様性イニシアチブを主導していた。
