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スーパーフードのフレバーがスキンケアに導入

アメリカではスーパーフードは人気のある成分であり、消費者がより良い食材と機能的な利点を備えた製品を求めているため、パーソナルケア業界において、製造業者は予想外のスーパーフードに基づいた香料を導入しているようだ。米フレグランス開発会社オーキディア・フレグランスが、このような傾向を公式サイトのブログで明らかにした。トップトレンドのスーパーフードとして、ターメリック、抹茶、リンゴ酢、キノコ類を取り上げている。消費者が食べるのが良いと考えるのなら、それはスキンケア、ホームフレグランス、ペットにさえも利用して良いというコンセプトに基づいているようだ。同社は、注目されているスーパーフードを次の通り、紹介している。

アメリカでパーソナルケアに導入されているスーパーフード
ターメリック
抗炎症および抗酸化特性が報告されており、ウコンの人気が高まり続けている。ターメリックを取り入れたボディウォッシュなどの製品には、ターメリックの温かみのある鮮やかな香りが取り入れられている。キャンドルにも導入されている。

抹茶
抹茶は、食品業界以外で流行している最新の飲料アイテム。抹茶は、デトックス効果があるとして採用されており、スキンケアの化粧水(トナー)に導入された新製品が出ている。

リンゴ酢
アップルサイダービネガー(ACV)は、家庭用洗剤として、さらには減量食として人気を集めている。最近では、ペットのヘアリンスにリンゴ酢が採用された製品が登場している。

キノコ
キノコは、自然の代替品を探している消費者に支持されている。キノコの素朴な香りをコロンに採用した製品開発が登場している。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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