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ニキビ患者はネット中毒になりやすい?

尋常性ざ瘡(ニキビ)患者とうつ病、孤独感、インターネット中毒レベルの関連を調査した結果が8月5日、「BioPsychoSocial medicine」オンラインに掲載された。

今回の研究では、大学病院の皮膚科に入院した203人の若い尋常性ざ瘡女性患者を対象に、うつ病、孤独感、インターネット中毒レベルを含む生活の質に及ぼす影響を評価、202人の健常対照者と比較した。ニキビ重症度はグローバルニキビグレーディングシステム(GAGS)を使用して評価した。患者に関するデータ収集にはYoung Internet Addiction Scale-Short Form(YIAS-SF)、Acne Quality of Life Scale(AQLS)、University of California Los Angeles-Loneliness Scale(UCLA-LS)、およびBeck Depression Inventory(BDI)を用いた。

この調査結果は、尋常性ざ瘡患者がうつ病と孤独になりやすいという以前の調査結果を支持し、患者のインターネット依存症に対する脆弱性を示唆した。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

  1. 男性・家族歴・重症度でニキビ瘢痕有病率に差異

  2. ニキビへの新技術Photopneumatic Technology

  3. 時間制限食とカロリー制限食の減量効果に差なし

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