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化膿性汗腺炎の有病率を調査

化膿性汗腺炎の有病率を調査した研究結果が5月26日、「JAMA Dermatology」オンラインに掲載された。化膿性汗腺炎は、毛包の炎症および閉塞を起因とする慢性炎症性皮膚疾患である。再発を繰り返すため瘢痕化することが多いが、化膿性汗腺炎の有病率に関するデータは不足している。

今回の研究では、PubMed、Cochraneレジストリ、ClinicalTrials.govなどに登録された文献に系統的レビューとメタ回帰分析を行い、化膿性汗腺炎の有病率を推定した。定性分析の対象として17の研究が特定され、うち16の研究で定量的評価を実施した。定量的評価では有病率は0.40%となった。臨床サンプルに基づく研究の有病率は1.7%、人口ベースの研究に基づく研究の有病率は0.3%と、差があった。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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