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ニキビ重症度とBMI、睡眠の質は関連せず

ニキビの重症度の危険因子としてのボディマス指(BMI)と睡眠の質の横断的研究の結果が「Journal Of Pakistan Medical Association」オンライン9月号に掲載された。

今回の研究では、パキスタンのラホールにあるMayo Hospitalの皮膚科において、12~45歳の男女ニキビ患者98人を対象に肥満度指数と睡眠の質とニキビの重症度との関連を分析。データは2019年1月から3月にかけて事前に設計されたアンケートを使用して収集した。ニキビのグレードは、コンサルタントの皮膚科医によって決定された。睡眠の質はピッツバーグ睡眠の質の指標で評価し、肥満度指数は標準的な手順に従って算出した。

その結果、ニキビのグレード3の患者は36人(36.7%)、グレード1と2の患者は25人(25.5%)、グレード4の患者は12人(12.2%)だった。BMIとニキビの重症度の関連は有意ではなく、睡眠の質との関連も有意ではなかった。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

  1. 男性・家族歴・重症度でニキビ瘢痕有病率に差異

  2. ニキビへの新技術Photopneumatic Technology

  3. 時間制限食とカロリー制限食の減量効果に差なし

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