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ウェルビーング企業Yohana、ロサンゼルスにサービスを拡大

パナソニック ホールディングス株式会社の子会社のYohana.LLC(創業者兼CEO :松岡陽子)は、15日、2021年9月に米国・シアトルで開始した家族を支援するためのサービス「Yohanaメンバーシップ」を、2022年6月より、ロサンゼルスにも展開すると発表した。同社が提供するサービスは、顧客となる忙しい家族を様々な分野の専門家チームと引き合わせることで、日々増え続ける「こなさねばならない用事(To-do)」の解決を助けるサービス。

利用者は「Yohanaアプリ」を介して情報を入手する。豊富な経験とテクノロジーを駆使する専門チームが、信頼できる地域のプロを集めた独自ネットワークと連携しながら、お客さまのTo-doを最適な形で解決するほか、専任の「Yohanaガイド」が、利用者との会話を通じて中長期的な目標を設定する。定期的なチェックイン(状況確認)を通じて、着実に理想のくらしへと前進させていく。利用料金は月額249ドル。

シアトルではこれまでに1000以上の家族が、合計2万件ものTo-doを片付けることができ、この結果、週8~10時間の余裕な時間を楽しんだという。

Yohanaの松岡陽子CEOは次のようにコメントしている。「私がYohanaを作ったのは、働く親として経験した深い苦しみからです。家庭生活の課題はパンデミックによって増幅されましたが、2年後、家族はまだ苦戦しています。」「私たちのミッションは、家族の成長を支援する可能性を創造することに焦点を当て続けています。私たちはロサンゼルスで本サービスの利用者を拡大し、忙しい家族の心と時間に余裕が生まれ、くらしにおける幸せで大切な一瞬を感じられるようになることを楽しみにしています。」

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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