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ビタミンDサプリの定期的服用で皮膚がんリスク低下か

ビタミンDサプリメントの定期的に服用している人は、そうでない人と比べ、黒色腫の発症が少ないという研究結果が1月5日、University of Eastern Finlandからプレスリリースされた。研究の詳細は12月28日、「 Melanoma Research」オンラインに掲載された。

今回の研究では、皮膚がんのリスクがある498人の成人を対象に、ビタミンDサプリメントの定期服用とがんリスクの関連を横断研究で検討。その結果、使用しない場合と比較して黒色腫の症例が少ないことが関連していると示された。また、ビタミンDの服用は光老化、日光角化症、母斑、基底がんおよび扁平上皮がんとは関連しなかったが、定期的な服用者では黒色腫(メラノーマ)の発症例が少ないことと関連していた。これらの因果関係ははっきりしていないものの、定期的なビタミンDの服用が皮膚がんのリスクを低下させる可能性が示唆された。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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