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米アドベント・インターナショナル、香水ブランド「パルファン・ ドゥ・ マルリー」および「イニシオ・パルファム・プリべ」買収

米投資会社アドベント・インターナショナルは、22日、香水ブランド「パルファン・ ドゥ・ マルリー」および「イニシオ・パルファム・プリべ」の創設者であり香水グループの会長である仏ジュリアン・シュプレッシャー氏とパートナーシップを結んだと発表した。アドベントは、ジュリアン・シュプレッシャー氏からグループの過半数の株式を取得し、今後、ブランドの世界的な成長をサポートするためにグループに投資する。株式取得額など詳細については明らかにされていない。、シュプレッシャー氏は執行会長、クリエイティブディレクター、そして大規模少数株主としてグループに残ることになる。

「パルファン・ ドゥ・ マルリー」は、香水の黄金時代として広く認められている 18 世紀フランスの輝かしい時代に対する情熱に触発されて開発された。「イニシオ・パルファム・プリべ」は感情的な反応を引き起こす特異な香りで、別の次元にアクセスするために開発された。両ブランドは、魅力的なニッチ高級フレグランス分野において急速に成長しており、米国、欧州、中東で強い存在感を示している。

アドベント・インターナショナルのマネージング・ディレクター、ニコラ・シャバンヌ氏は次のようにコメントしている。「象徴的な消費者企業や美容企業を支援した豊富な経験を持つ世界的なプライベート・エクイティ会社として、私たちはアドベントがグループの次の段階をサポートする適切なパートナーであると強く信じています。 これらのブランドは、洗練さと創造的なセンスを組み合わせた、高級で独特な新世代のフレグランスハウスを象徴するものであり、私たちが誇りを持ってサポートしていきます。 私たちはジュリアン氏とグループのリーダーシップチームと協力してビジネスをさらに拡大し、その可能性を最大限に発揮できることを楽しみにしています。」

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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