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アメリカの主要都市でのプレステージ・スキンケアの売上高順位

アメリカでアンチエイジングなどプレステージのスキンケア製品の市場が急成長している。ブローバル情報会社のNPDグループは、デパートでの売上を分析する同社開発 BeautyTrends®のデータベースの集計結果から、プレステージ・スキンケアの米主要都市での2013年の年間売上高のトップ10をこのほど、ブログで発表した。

売上が最も高かったのはニューヨークで、ロサンゼルス、サンフランシスコと続いた。ニューヨークとロサンゼルスの2大都市を合わせた売上高は米国内の24%を占める結果となった。ニューヨークは売上高も一位だったが、成長率も前年比16%増加と一位。

米西海岸の温暖な気候によるサンスクリーンの需要の高さや消費者のアンチエイジングに対する関心度の増加は周知の傾向だが、ボストン(+11%)、フィラデルフィア(+11%)と東海岸での2桁成長にも業界関係者は注目している。

売上高上位10都市のリストと前年比売上高変動率は次の通り(NPDグループ分析結果参照)。

1. ニューヨーク(+16%)
2. ロサンゼルス(+6%)
3. サンフランシスコ(+7%)
4. シカゴ(+7%)
5. マイアミ(+8%)
6. ワシントンDC(+7%)
7. ボストン(+11%)
8. フィラデルフィア(+11%)
9. ヒューストン(+7%)
10. シアトル(+2%)

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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