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朝食ブームに乗り遅れ? シリアル消費が低迷

日本では「朝食ブーム」が続いている。2013年に大ブームを起こしたパンケーキの次を狙って、アサイー、フレンチトースト、グラノーラ、スープ、エッグベネディクトにエッグスラット、ビスケットサンド・・・と、世界の朝食が日本に集まったかのようだ。

そんな朝食ブームの陰で、最近めっきり見かけなくなったのが、一世を風靡した米国ケロッグ社のシリアル「スペシャルK」。AP通信は7月31日、スペシャルKがダイエットブームに乗り遅れ、売り上げが落ちているという記事を掲載した。

記事によれば、ケロッグ社の主力商品であるシリアル部門の売上低下に、スペシャルKの売り上げ低迷が大きく響いているとのこと。最近はアメリカでもさまざまな朝食を楽しむようになり、ギリシアヨーグルト、エッグサンドイッチ、ワッフルタコスなどに押されて、シリアル全体の消費が落ちているという。ケロッグ社でもスペシャルKの改良に手を付けたものの、売り上げの低下はとどまらない。

さまざまな朝食のみならず、さまざまなダイエット方法も提起される昨今。低カロリーと高繊維質を前面に出したダイエットは、朝食市場もダイエット市場にも流行と合わなくなってきたということだろうか。

あなたの今日の朝食は何でしたか?

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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