米ソフトウェア開発大手アドビシステムズ（ナスダック：ADBE）は、今年のホリデーシーズンに向けて、「Adobe 2014 Digital Index Online Shopping Forecast/デジタルインデクスオンラインショッピング予測」を、このほど発表した。
アメリカでは11月の第４木曜日がThanksgiving(感謝祭)の祝祭日になっており、翌金曜日は小売業界あげての最大級のセール“ブラックフライデー”が、週明けの月曜日はインターネットショップでのセール“サイバーマンデー”が慣習化されている。
アドビ・デジタルインデックスによると、感謝祭の日のオンラインショッピングでの売上は前年比27％増の13.5億ドル、ブラックフライデーの売上は前年比28％増の24.8億ドル、サイバーマンデーの売上は前年比15％増の26億ドルと予想している。（参照グラフはCMO by Adobeウェブサイトより）
調査分析として、モバイルショッピングでスマートフォンやタブレット端末での決算処理の急増を予測している。感謝祭の日の総売上の31％、ブラックフライデーでは26％、サイバーマンデーでは20％と売上高のシェア拡大が期待されている。
これまで製品の品定めや価格比較などの検索としてモバイル端末を活用していた消費者の行動パターンも変わってきているのであろうか。調査レポートは公式サイトから入手可能。
