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肩こりの起こりやすい職種がある

肩こり(Neck-pain)と職業との関連を調査した結果が2月1日、「Spine」オンライン版に掲載された。

2009-12年の全米健康聞き取り調査の結果を分析し、アメリカの労働人口における職種・長時間労働と肩こりの関連を検討した。
その結果、肩こりの起こりやすさを、建築・土木関連の労働者と比較したところ、軍事関連2.50倍、美術・デザイン・エンタメ・スポーツ・メディア関連1.70倍、生命・自然科学・社会学関連1.67倍、ヘルスケアサポート1.55倍、設備機器・メンテナンス・修理関連1.54倍だった。また、これらの各職種における週40時間労働と比較したところ、46-59時間労働では1.20倍、60時間以上の労働では1.35倍に増加していた。

研究者らは、職種や労働時間が肩こりのリスクとなることが分かったとし、肩こりリスクの大きい労働者に対する公共政策の必要性を示した。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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