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米消費者は感謝祭の前からホリデーショッピングを開始

アメリカでは11月の第4週目の木曜日が感謝祭で、感謝祭の翌日の金曜日がブラックフライデーと称され、“ホリデーギフトの解禁”を含め一年のうちで最も買い物が行われてきた。最近では、消費者の多くは感謝祭の休暇を待たずにショッピングを開始する傾向にあるという調査結果をグローバル情報会社NPDグループは、このほど発表した。

同社は今年9月、18歳以上のアメリカ人3,620人を対象に2015年のホリデーショッピングに対するオンライン調査を実施した。半数の回答者はブラックフライデー前から買い物を開始する予定を立てていることがわかった。これは2014年と比較すると6%増加したことになる。買い物を開始した日に拘らず、ほとんどの消費者は12月に入っても買い物は続けているという予測だった。

オンラインショッピングについては、3分の2の回答者は何らかの買い物をオンラインで行う予定と答えており、これは昨年より12%増加したことになる。オンラインチャネルの活用がさらに増加する傾向で年末商戦の売上に貢献すると期待されている。

買い物リストについては、ファッション、エンターテインメントが2大項目で次いで玩具類がランクインしている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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