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アメリカ人のインフルエンザ予防接種への見解

Screen Shot 2015-12-14 at 18.10.56アメリカ人の4割はインフルエンザの予防接種の有効性を信じているが、三分の一近くは懐疑的に思っており、予防接種はインフルエンザを避ける助けにはならないと思っているという。米世論調査会社ハリスは、このような調査結果を12月9日、発表した。インフルエンザを心配しないアメリカ人も多くいるようで、インフルエンザの流行前および季節に予防接種を受けないアメリカ人が依然多い理由が説明できるかもしれない。

同社は10月14日と19日の2日にわたり2,225人のアメリカ人(18歳以上)にオンライン調査を実施した。インフルエンザを避けるために心掛けていることは以下の通りだった。

頻繁に手を洗う(69%)
十分な休息をとる(63%)
健康的な食生活を維持する(54%)
天候に応じた服装をする(48%)
インフルエンザの予防接種(43%)
ビタミン剤などサプリメントを摂取する(37%)
手の消毒剤を使用する(37%)

インフルエンザに対して特に脆弱である年齢層(70歳以上)はインフルエンザワクチンの有効性を最も強く信じている結果がでた。70歳以上では75%が有効性を信じており、ベビーブーマー(47%)、ジェネレーションX(33%)、新世紀時代(33%)の順で信頼度が低下した。世論調査の分析結果など詳細は同社の公式サイトで公表している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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