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カナリアの餌が人間の食品や人工脂肪へ

米国科学会発行の学術誌「Journal of Agricultural and Food Chemistry」に、新種のカナリーシード(カナリアシード)が、グルテンフリーの食品として有用だという研究が発表された。

カナリーシードはイネ科の一年草で、種子はカナリアなどの小鳥の餌として利用されている。原産地は地中海近縁で、日本には江戸時代に渡来し、野生化したと考えられている。種子は不飽和脂肪酸を豊富に含み、この種子だけを与えた小鳥は脂肪過多で「落鳥」してしまうと言われるほど。道端で普通に見られるいわゆる「雑草」であり、乾燥に強く育てやすいことから、この脂肪の食品または化粧品材料への利用が期待されている植物の1つ。

今回の研究では、小麦などに含まれるグルテン(タンパク質)に異常反応を起こす、自己免疫疾患セリアック病に対する最適な食品としての可能性が示唆された。

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