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名大がエステルの実用的合成法に成功、化粧品などの製造に期待

名古屋大学大学院工学研究科の石原一彰教授、波多野学准教授らの研究グループはこのほど、金属を含まない有機塩触媒によるカルボン酸エステルの効率的合成法を開発したと発表した。今後は、医薬品、化粧品、油脂、ポリエステルなどのエステルの工業的製造法への応用が期待できるとしている。

今回開発したのは、従来の金属塩触媒が苦手とする極性の高い基質に対しても適用可能な有機塩触媒。ハンドリングが容易で、回収・再利用でき、高い反応再現性を示すほか、スケールアップにも対応できる。

従来法に比べ、適用可能な溶媒の種類や合成可能なエステルの種類が大幅に拡大した。安全で利便性の高い環境調和型エステル合成法として化学工業への展開が期待できるとしている。

今回の研究成果は、2月13日付で英国王立化学会のグリーンケミストリー誌電子版に掲載された。

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