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加州でウェルネスと美容のオンデマンドサービス派遣業が加速

アメリカで、消費者の要望に合わせて美容、ウェルネスサービスを派遣するビジネスが加速してきている。Mobile Styles(カリフォルニア州グレンデール)は4月13日、オンデマンドのヘルス&ビューティアプリケーションでロサンゼルスとオレンジ郡の広域にわたりウェルネス、美容の専門家を派遣するサービスを開始したと発表した。

同社はマッサージセラピストに特化せず、 エステティシャン、ネイリスト、理髪師、メイクアップアーティスト、ヘアスタイリスト、ヘアカラーリスト(毛染め)、ワックススペシャリスト、結婚式などのイベントプランナーと事業分野を大きく広げて、消費者にサービスを提供する。

アメリカ社会では、いつでもどこでも消費者のニーズに対応するサービスが多様化してきており、フリーで活躍する専門家と消費者を瞬時に繋いでいく。 同社の調査によると、国内のスパサロンは65%がフリーランスの従業員で構成されているという。サービスプロバイダが独自のスケジュールを作成し、サービスを提供することを可能にする一方で、アクティブなライフスタイルを持つ消費者がいつでも好きなウェルネスのサービスを受けることを可能にする。

同社はカリフォルニア州での事業展開をみて、ニューヨーク州、ネバダ州、アリゾナ州などの大都市へのビジネス展開を検討している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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