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気分を上げるのに効果的な10の果物/野菜

未加工の果物や野菜の摂取は精神的健康に良いとする研究結果が4月10日、「Frontiers in Psychology」オンラインに掲載された。既存の研究では、微量栄養素を多く含む果物や野菜の摂取量が多いほど、精神的健康が良いことが示されている。しかし、料理や食品加工はこれらの重要な微量栄養素を変化させ、利用可能性を低下させる懸念がある。

今回の研究では、生の果物と野菜と缶詰加工された果物と野菜の摂取と精神的健康を比較検討した。対象はニュージーランドまたは米国で暮らす18~25歳の若者422名(女性66.1%)。加工/未加工の果物や野菜の摂取量、また、社会経済的地位、肥満指数、睡眠状況、身体活動歴、喫煙、飲酒などについてはオンライン調査で回答してもらった。

その結果、生の果物と野菜の摂取量が多いことは、抑うつ症状を減少させ、よりポジティブな気分にし、生活満足感および活発さと関連した。変量で調整後、この関連はより高いポジティブな気分だけと関連が見られた。良い精神的健康と関連が強いトップ10の食品は、ニンジン、バナナ、リンゴ、ホウレンソウ、グレープフルーツ、レタス、柑橘類、新鮮な漿果(イチゴやブルーベリーなど)、キュウリ、キウィフルーツだった。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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