米消費者の大半はスキンケア効果のあるメイク製品を使用

最新商品

2018.07.13

国際部

アメリカの消費者の大半は、スキンケアのルーチンに加えて、メイクアップ製品にも同じ効果を追加しているという調査結果をグローバル情報会社NPDグループは11日、発表した。同社がリリースした「2018 Makeup In-Depth Consumer Report」の中から、アメリカの消費者のこのような最近の動向を明らかにした。

調査対象者のアメリカ人女性の9割が、スキンケア効果のあるメイク製品を使用していると回答したという。スキンケアのルーチンを減らすわけではなく、回答者の3分の2は自分が心がけるスキンケアと同じ効能を提供するメイク製品を使用すると述べている。

同社が2年前に行った同様な調査と比較すると、アメリカ人女性は平均してより多くの化粧品を使用していることが浮き彫りになった。 NPDグループのエグゼクティブディレクターで美容業界アナリストのLarissa Jensen氏は、「 消費者の関心は、欠陥を隠すのではなく予防対策として肌のケアを重視することを強調しているようだ」などと述べている。

より多くのアメリカ人消費者は、潤いを与え、細かい線を減らし、毛穴を最小限に抑え、赤みを減らすメイクアップ製品を模索しているという。米国人女性の62%が保湿効果のあるメイク製品を使用すると回答しており、2016年の調査より4ポイント増加している。ファンデーションの利用者の3分の1は毛穴をカバーする製品を購入していると回答した(2016年の調査より3ポイントアップ)。

同社が追跡しているプレステージ化粧品の売上高調査によると、2018年1月〜5月までの米国内のスキンケア製品の売上高は、2017年同期と比較して13%増加している。メイクアップ製品は、コンシーラー、マスカラ、ファンデーションを中心に同期間の売上は前年同期比1%増加したと報告されている。

#

↑