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女子栄養大×日本薬科大、“薬食同源”で包括連携協定を締結

学校法人 香川栄養学園 女子栄養大学(学長・香川明夫氏)と学校法人 都築学園 日本薬科大学(学長・丁宗鐵氏)は18日、“薬食同源”をテーマとして地域社会の健康への貢献を目的とした包括連携協定を締結した。協定期間は2019年3月31日まで。栄養学と薬学の連携は国内初となる。

協定書によると、両者の持つ資源の相互活用と人的交流を図ることにより、両大学および我が国の教育、研究、医療、薬学、健康の発展に寄与することを目的に掲げている。具体的には教育活動、研究活動、医療・薬学、食と健康・スポーツなどに関することについて連携・協力していく。

香川氏は「予防医学の視点を持つ日本薬科大学と健康の在り方については志は同じ。食と薬が健康生活を支えることでスタートラインに立った」との認識を示した。

日本薬科大学理事長の都築仁子氏は、薬食同源から健康を維持していくことが重要として、「特に成長期の人には薬より毎日の食習慣がいかに大切かを知ってもらいたい」と強調。今回の協定により、薬と食に関する研究が進んでいくことに期待しつつ、「和食を栄養学の観点から世界に広めていきたい」との考えを示した。

両者の具体的な活動内容はまだ決まっていないが、「食と薬はつながっている。栄養学をベースに薬の知識も合わせた、新しい時代の薬膳を提案したい」(女子栄養大学副理事長・副学長の五明紀春氏)考え。また、「和食がなぜ古来より良いとされていたのか、その効能効果のメカニズムを改めて検証できる機会が増える」(都築氏)と期待している。

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