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ジョンソン・エンド・ジョンソン、米Zarbee’s買収

米ジョンソン・エンド・ジョンソンのベビー用を中心に展開する消費事業部ジョンソン・エンド・ジョンソン・コンシューマーは、7月30日、天然ベースのヘルスケア製品を開発するZarbee’s社を買収すると発表した。買収額など詳細については明らかにされていない。買収取引は、2018年第3四半期中に完了する予定。

Zarbee’s社は2008年、 伝統的なOTC医薬品に代わり安全で健康的な医薬品を開発するために小児科医Zak Zarbock博士によって設立された。最初の製品は子供用の咳止めシロップで、アルコール、人工フレーバー、薬品を含まずハチミツをベースにビタミンC、亜鉛を調合して製品化した。その後、10年間で、『Zarbee’s Naturals™』は幅広い健康とウェルネスブランドに成長。ベビー用、子供用、大人用と年齢別の消費者向けに風邪、睡眠、免疫改善、ビタミン剤など幅広いカテゴリーで製品展開している。同社の製品はアメリカの大手ドラッグストアや大手スーパーチェーンで取り扱われている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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