音楽事業などを手掛けるエイベックス株式会社（東京都港区）は、インナービューティ市場に本格参入する。子会社のエイベックス・エンタテインメント株式会社が1日、飲む夏の美容ケア『AOPALE（アオパレ）』の販売を公式オンラインショップにて開始した。

『AOPALE』は、“太陽の下で、美しく、楽しく”をコンセプトに、avex bldg. clinic統括院長の吉田信一氏とともに独自開発したサプリメント。スペインで太陽の日差しを浴びたシトラス果実と、ローズマリー葉エキスから抽出して特殊配合された「ニュートロックスサン」を配合している。

「サンゴ礁保護のために2021年からハワイではサンゴに有害な日焼け止めクリームの販売が禁止される」（吉田氏）ことを背景に、日焼け止めクリームに代わる紫外線ケアが注目されてきた。そこで、屋外イベントやフェスなどで培ってきた同社の独自の視点から、環境にも体にも優しい紫外線対策として今回の新製品の開発に至った。30粒入り（税抜9800円）と7粒入り（同2500円）の2種類をラインナップした。

同日は、『AOPALE』の販売開始を記念して、avex beach paradise（由比ガ浜海水浴場）において、同社所属アーティストでモデルのNikiさんと吉田氏によるトークセッションが行われ、海水浴に訪れた人たちから多くの注目を集めた。

同社は2010年から新規事業として、「avex beauty method」という美容事業を展開。“トップアーティストのためのビューティメソッドをすべての女性へ”をコンセプトに掲げ、ライフスタイル事業の中核として取り組んでいる。第一弾として、2017年7月に、耳にかける美顔器『ear up（イヤーアップ）』を販売しており、約5万個の売上を記録している。