携帯端末でメーキャップ・シミュレーション、資生堂が店頭IT強化

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2013.07.25

編集部

携帯端末で即座にメーキャップ・シミュレーション━。資生堂は7月21日から、接客応対を行うビューティーコンサルタント(BC) ら約11,000人に支給している携帯情報端末「ビューティー・タブレット」(同社が開発した店頭支援システム総称)に、専用に開発した「メーキャップシミュレーター」を導入した。客は、化粧を落とすことなく、鏡を見るように画面をのぞくだだけで旬のメーキャップパターンなどを体験できる。今後、「ファンデーション」「スキンケア」などのアプリも順次導入していく予定。

メーキャップシミュレーター は、似合う色の個別提案を行うアプリ。客は、プロモーションコース、似合う色コース、フリーコースの 3 つのコースから、季節毎のプロモーションメーキャップに気軽に挑戦できる。時間もかからず、気軽にビフォー・アフターがわかるのがポイント。シミュレーション後は、BC がシミュレーターで選んだ色を実際に付けるなど、客それぞれに似合う色提案や商品提案をその場で行う。

同社はまた、現在の店頭用の肌測定機器「スキンビジオムⅡ(N)」の肌状態表示機能を一部強化した最新機種「スキンビジオムⅢ」を 7 月 21 日から店頭に順次導入。店内のどこにいても気軽に肌測定を行えるようにした。

店頭でのITツール活用強化について同社は、「化粧品選びの楽しさを実感いただける。店頭での興味喚起で新しいお客さまとの出会い拡大にもつながるし、お客さま自身にこれまで気付かなかった魅力を発見いただくことによる満足度向上を図りたい」、としている。

資生堂のビューティ・タブレットによる接客

 【今後の導入アプリ予定】
ファンデーション: 8月21日導入予定
肌悩み、肌タイプ、ブランドから最も合うファンデーション選びをサポート するアプリ

スキンケア: 年内導入予定
ニーズに合わせてスキンケア商品を提案するアプリ

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