アメリカで日焼け止め成分入りメイクアップ、スキンケア製品の売上向上

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2013.07.30

編集部

米リサーチ会社NPD(本社: ニューヨーク州)は、日焼け止め成分配合の製品のアメリカ国内のデパートメントストアでの売上が堅調だと発表した。2012年6月から2013年5月までの1年間のSPF(Sun Protection Factor)入りメイクアップ製品とスキンケア製品の売上は11億ドルに達した。売上増加率は過去3年間で24%という高成長率を記録した。

SPF(Sun Protection Factor)で見てみると、メイクアップ、スキンケアの両製品ともSPF指数15が一番の売れ筋だった。売上の成長率を比較するとスキンケアではSPF20以上の製品が急成長してる結果がみられた。これに反して、メイクアップ製品ではSPF10のカテゴリーが56%も売上を落としたので、全体では前年度比5%の売上減少となった。これは、消費者の関心がメイクアップ製品よりスキンケアの日焼け止め製品に推移している傾向と読み取れるかもしれない。

良いサンスクリーンが一番のアンチエイジング対策になるとも言われている。「消費者は日焼け止め成分入り製品を購入するだけでなく、アンチエイジングのために、さらに日焼け止め効果の高い有効成分に投資している」と同リサーチグループの副社長カレン・グラント氏は分析している。

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