資生堂、サッカー選手の本田氏らのファンドに出資

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2018.09.26

編集部

株式会社資生堂(東京都中央区)は、コーポレートベンチャーキャピタルである資生堂ベンチャーパートナーズを通じて、プロサッカー選手の本田圭佑氏らが経営する「ドリーマーズ・ファンド」に出資する。

ドリーマーズ・ファンドは、2018年に本田氏が経営する会社と米国の俳優ウィル・スミス氏が保有する投資会社が共同で立ち上げたベンチャーファンド。

米国のベンチャー企業に出資することを目的としており、運営メンバーは、米国で有力スタートアップへの豊富な投資実績を有している。スタートアップ企業が多く集まる米国西海岸等に独自の情報ネットワークを持ち、初期段階のスタートアップ企業をスピーディーに発掘し投資することができることを特徴としている。

資生堂は「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニー」実現に向け、中長期戦略「VISION 2020」の第2フェーズである新3カ年計画(2018~2020年)に取り組んでおり、その中の重点戦略の1つとして「イノベーションによる新たな価値創造」を掲げ、自社で培ってきた知見と外部との提携・M&Aなどで積極的に取り入れた新たな価値を掛け合わせてイノベーションを生み出し、新しい商品やサービスの創出を進めている。

今回の出資を通じて、米国のコンシューマー市場、最先端技術、ビジネスモデルトレンドなどの情報を収集するとともに、有望なスタートアップ企業を発掘し積極的に協働することにより、新しい価値の創造を目指していくとしている。

参考リンク
株式会社資生堂

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